あいらぶヒグマ(羆)ちゃん♪ ヽ(^▽^ 寿命は?生涯成長するの?

身体の大きなヒグマちゃんの寿命や成長。

いったい何歳まで生きる?とか生涯成長するのだろうか?という点はとても興味が湧くところですよね。

この項目ではそこんところを調べてみたぞい 
ρ(^ω^ )


【 年齢の把握はどうやるの? 】
ヒグマは食べて成長する時期と、その大半を寝て過ごしその成長度合いが緩徐となってしまう冬眠時期とを繰り返す動物です。

その為ヒグマの歯には樹木の年輪のような跡がセメント質部分に刻まれるのだそうですよ。

この輪の数を数えることで推定年齢を把握することが出来るんだって。



【 メスのヒグマの成長期 】


メスは5〜6歳頃には体格成長の山がくるようですが、これは4歳頃から母熊となり出産が可能となることも影響しているのかもしれません。

5歳を超える頃のメスは妊娠・出産という大きなエネルギー損失を伴う事象を抱えるので自らの身体の成長へ振り向けるだけの余力を持てなくなってしまうのではなかろうか。

同時期に出産を優先する体調へと変化させるべく成長ホルモン分泌そのものも止まってしまう・・・。

「 妊娠・出産と自己の体格形成の抑制には関連性がある 」こう考えるのは想像に難くないよね (^ ^ )



【 オスのヒグマの成長期 】

オスとメスでは成獣になったときの体格差があり、最終的にオスはメスの約2倍の大きさにまでその身体が成長してゆきます。

これはオスの方が妊娠・出産という事象がないことに加え、成長期間そのものが長くとられていることが関係しているみたい。

オスは概ね10歳くらいまで体格成長が続き、この年齢を超える辺りからその育ちが鈍化することが知られています。

長くとも14歳頃までには骨格形成にひとつの山が来てしまうそうだよ。

妊娠・出産もしないのにオス獣でもここで成長にSTOPがかかり始めるのは何故でしょう?

いきなり食物の内容やその量が変化するとも思えない。

たぶんこの年齢域のオス獣にも成長ホルモンの分泌低下が起こるのではないかと想像します。

身体が大きい方が強さにもつながり利点もありますが、恒久的に成長し続けてしまえば逆にリスクとなることも発生してくるはずだ。

恒久的成長ではその大きくなり続ける体格を支えるだけの餌量も膨らみ続けてしまうわけであり、餌が無限に存在するわけではない以上これは却って自らの生命維持を危うくさせてしまうことでしょう。

世界のヒグマ棲息状況を考えたとき、北海道地域のヒグマの棲息はその過密の度合いが突出して高いと言われている現実もある。

長い歴史の中における北海道という地理・自然条件の制約下において、エゾヒグマちゃんの体格成長の上限MAXレベルもこういった関係を踏まえおよそ定まっていったのではなかろうか?

そんな自然界が生み出す絶妙にバランスがとれたラインが、
10歳超え程度の体格でエゾヒグマのオスの成長もSTOPね☆ となっていったと考えるのは合点がゆく気がします。

事実 棲息密度が低いうえ豊富に鮭の遡上があり良質な餌の確保が容易なアラスカなどの地域に棲息するヒグマちゃんらはもっとその身体も大きいしね (^▽^)b




【 ヒグマの寿命 】

ヒグマちゃんの寿命なのですが、動物園などの管理飼育条件下ではこの数値も伸びてゆくもの。

調べてみると過去には名古屋東山動物園のヒグマが38年という長い歳月を生きた記録も残っていると判ったよ。

これに対して自然界で生きた個体であっても、ここ北海道において過去に34歳と判断された記録が残っているそうです。

この記録数値がたまたま長寿命な個体の確認であったとしても、おおよそ自然界におけるヒグマであっても20〜30年は生きる長寿命な動物であると言われていることには納得がゆきました。




【 生涯成長するのかの疑問 】

さて、ここまでメスの体格成長期は5〜6歳で打ち止めであり、オスであっても10歳を超えるあたりで体格成長はお終い打ち止めだと語った。

自然界では20〜30年程度がその寿命であろうことも併せて伝えてきました。

すると生涯にわたり体格成長を続けるのではない動物だということが理解できたはずだよね。

もしも巨大熊に成れるとすればその可能性を持つのはオス熊。そして


巨大熊にまで成長し得るかどうかはこの10歳超えまでの栄養環境が勝負!


鮭の遡上数が沢山確保できるアラスカ地域のヒグマや、基本的に肉食を通すホッキョクグマらといった動物性たんぱく質に富んだ食生活をおくる熊たちの体格が、道内のヒグマよりも大型化していることを考えると栄養環境が体格形成に与える影響は強そうだもの。


日本人も食生活が欧米化( 魚食から肉食文化への変化 )したころを境に身長が伸び始めたことは良く知られているものね。

ちなみに人間の世界でも成長ホルモン過多で周囲の人よりもずば抜けて身長が高くなってゆく病気があることは有名。

いわゆる巨人病というものでジャイアント馬場さんも確かこの影響で身長がもの凄く高くなったのだと記憶しています。

熊の世界にもたぶん巨人病的な成長ホルモン分泌異常の病気は存在するのではないだろうか?

いや 存在すると仮定するほうがしっくりきます。

ジャイアント馬場の身長は 209センチと発表されている。

日本人の平均身長を 170cm と仮定しても1.23倍くらいは上をゆく計算だ。

これを先の「 第2項 体格は?どれくらい大きいの? 」で紹介した最大クラスのヒグマ成獣の体格値にあてはめてみるとぉ・・・・。

520キロ  ×  1.23  = 約640キロ

2.7メートル × 1.23  = 約3.3メートル

出た! 3.3メートル!  これは w(◎ー◎;)w ビックリ

これはもう観光バスの屋根高に匹敵する数値だぞ!


満席の観光バスの屋根上に両の手をかけ、屋根鉄板に強靭な爪をがっちりとめり込ませつつ窓ガラス越しに中を覗きこむ巨大な熊。

ガラスが割れんばかりの咆哮を挙げながらバスごとゆっさゆっさ揺さぶっては中の人間を襲う様!

悲鳴につつまれる車内の窓いっぱいに広がる大きなヒグマの頭部と時折みせる口中の牙姿が恐怖を助長する!!

こりゃあかん ┐(T  T)┌ お〜まいがっと

モンスター映画さながらな光景を想像してしまった・・・・。



北海道で過去に確認された 2.7メートル高 のヒグマがこの成長ホルモン過多異常の個体であったのであればこの計算は間違えているということになりますが、これは誰にも確かめようがないお話。

可能性の話でのみ書きあげさせていただくならば、このモンスターベアーの存在は完全否定もできまいて・・・。

ってか 
居る という前提の方が がぜん北海道が凄い土地に思えてくるので「 居る 」という結論にしておくとしよう。

皆さん それでよぉ〜がすね 
d(^ ^;) 

ちなみに話題に登場した 2.7メートル高のヒグマっていうものを画像で確認してみるとこんな感じになるそうです。

 
参考画像:三毛別ヒグマ事件復元地にて撮影

w(;゜□゜)w おお!なんじゃこりゃ!!



さらにこれは完全に余談ではありますが、北海道に馴染みが深く巨大な動物として忘れないであげて欲しい生き物がいます。

その動物というのは 


原産地はフランスです。

いや もうこの馬は北海道に馴染み過ぎた、勢い余って北海道の地物と言ってしまおうではないか!

その動物とはずばり『 ばんえい競馬の ばん馬ちゃん☆ 』

だってこの馬は最高馬体重が 1200キロ だというじゃないか!

判るかねキミ! 過去最大重量道産羆の2倍超えの体重だぞ!

それでいて人間の暮らしに常に寄り添ってきてくれたという功労も入る!

無茶を承知であえてクマ情報サイト「 あいらぶヒグマ(羆)ちゃん 」にその名前と画像を登場させておこうじゃないか!!


画像提供元: 列島宝物館

( ><)q ばんえい競馬の火を消すな!

頑張れ ばん馬ちゃん♪




よし! 言いたいことは言った あぁ〜 すっきりした  次いこ 次 (^▽^








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