あいらぶヒグマ(羆)ちゃん♪ ヽ(^▽^ 静態能力は高いの?

熊ちゃんの持つ静態能力といっても人間と感覚器そのものにはさして違いはなく

「 嗅覚 」「 聴覚 」「 視覚 」「 味覚 」「 触覚 」「 知力 」 

らがその能力となるでしょう。

各能力はどれくらいのレベルを誇るのでしょうね? 人間とさほど変わらないのかな?

それともずば抜けて高いのかな?

この項目ではこの部分に注目をあてて色々書いてみたいと思います。

いざ レッツ STUDY ☆ \(^▽^ 



【 熊の嗅覚 】


これはもうずば抜けて高いといっても良いと思います。

人間の嗅覚なんて全く相手にならず犬の嗅覚レベルはあると言われています。

インターネット上に転がる情報を参考にしてもその嗅覚は3キロも先にある動物の死肉の臭いをかぎつけることが出来るとありました。

これを札幌地域で例えるならば、円山のバスターミナルに居ながらにして北海道庁の前庭に転がる動物の死肉の臭いを嗅ぎつけるというくらいの距離感です。

こりゃ 凄い!

筆者である小樽のチャキさんとくれば近所のカレーの臭いくらいしか判りません。

完敗です・・・ 負けた・・・・ 俺は灰になっちまった・・・・ OTL  がっくし・・・。



このような熊の嗅覚の鋭さを如実に表す映像が YOU TUBE にあったのでちょっと紹介しておこう。

映像は海外のものです。

海外での鹿撃ちでは、梯子(ハシゴ)をかけて高い木の上へと足場( Deer Stand もしくは Hunter Stand という名称らしい )をつくり、そこに迷彩服を着込んだハンター達が潜み鹿が現れるのを待つといった狩猟スタイルがあります。

この時、併せて鹿をおびき寄せるために 
誘因餌 を用いるのですが、この臭いにつられて熊も出てきてしまうことがあるのです。

息を潜めて目的外である熊が立ち去ってくれるのを樹上で待つハンターたち・・・。

辺りを警戒しながら歩く熊ちゃんは都度
お鼻をピクピクさせて周囲をうかがっています。

そして映像の後半、あっさりと樹上に潜む人間を見つけてしまうといった様子が良く判りますよ。

ちょっと隠れたぐらいじゃ熊には見つかってしまうということを覚えておきましょう。

また、映像の後半でハンターがわへと熊は視線をあげてみせてはいますが、その行動をうかがうに実は映像の冒頭部分から既に熊ちゃんはハンターらの存在には気付いていたようにも僕には感じられるんだ。

自分に危険が及ぶのかどうかを推し量りつつ、大丈夫そうだな・・・・と思うとかなり大胆に近付き距離を詰めてくる様子・・・しかも、最後の最後にはきっちりベアチャージ喰らわせて立ち去る!

これが熊という動物の行動の一つなのだなと考えさせられました。

とにかく! 熊ちゃんの嗅覚を侮ってはいけないという教訓映像になっています。

【 隠れてたって俺はちゃんと判っているんだからなの YOU TUBE 映像 】





【 熊の聴覚 】

クマちゃんは聴覚も優れているといわれ犬並みの能力は備えているとの説と、人間並みだという説のふたつを拾いました。

ん〜 人間並みというのはちょっと信じがたいなぁ・・・。

確かに先に紹介した YOU TUBE 映像でも盛んに周囲に気を配り、嗅覚同様に耳も活用しているそぶりが伺えているしね。

ただ草食動物のように全周囲へむけたて集音しやすい耳の形にはなっていないようで、主に顔の前方へと向けられたままの耳になっています。

この点から草食動物ほどには後方への聴覚探査能力がないのでは?とは思えたよ。

そこは一応 ネコ目(食肉科) に属するクマちゃんですし、やはり耳は肉食獣っぽい作りだってことでしょうか。


熊の耳はとても聴力に優れていると仮定した場合、人が熊鈴やラジオを携帯したり声だしを行いつつ移動して行くなどすれば当然クマちゃんのほうが先にこちらの存在を感知してくれるということになります。

熊にも色々と居るのでしょうが、相手が
「 人との接触を避けたい系の熊ちゃん 」であれば、この優れた聴力のおかげで事前にむこうから立ち去ってくれ、互いが安全と思えるような距離を確保し続けてくれることへと繋がるよ。

山へと分け入る方々の多くはこのような熊の能力にかなりの部分で助けられていると言われる由縁です。

実際にこのような工夫は功を奏していると思える節があるでしょ。

そうなると「 熊の聴力が人間並み 」という説は否定したいですよね。

っというわけで あいらぶヒグマ(羆)ちゃん では
熊の聴力は人間よりずっと優れている説を支持することと致します。

みなさんもそれでよぉ〜がすね (´・ω・`) ノ 賛同出来るかたは手を挙げてみましょう♪


ただ途中「 熊にも色々と居る 」と書いたように、この対応が全ての熊にあてはまり例外は無いと思い込むのはかなり危険です。

どの世界にも変わり者ってのは居るものだ。

逆に
「 あっ! 人間の持ち物な音が聞こえてくるぞ! 行ってみよう♪ 」ってな調子の熊だって居るやもしれない。

熊を避ける手段のひとつとして相手の聴覚能力に期待するのも有効ではありますが、あまり過信されないほうが良いでしょう。




【 熊の視覚 】

ヒグマちゃんは目が悪いらしいよ。

人間並み もしくは 人間のほうが視力だけは上なんて記述もありました。

これはどの文献を紐解いてもおおよそ同じ見解に落ち着いていたのである程度は信頼性がある情報だと思えます。

ただ・・・人間と違って夜でもそれなりに視力を保っているらしいんだよ。

熊ちゃんは懐中電灯をもって歩いてはいない。

当たり前だな (´・ω・`) b

あっても月明かり程度の光ってところでしょう。

しかもその乏しい月明かりの下、森の中を歩けるんですよ!

それのどこら辺が 人間並み もしくは 人間の方が視力が上 となるんだ?

明るい昼間限局の話ならば人間の方が視力は上という説も支持しようと思える。

確かに僕がサホロのベアカントリーを訪ねたときに見た光景でも、熊は餌として与えられた人参のかけらが目の前にあっても気付けないようだったしね。

でも夜はダメだな。

やっぱりそこは熊ちゃんのほうに軍配があがるよ。

しかもここまで語った視力(視覚)とは単に見るという事象だけのことです。

これが「 動態を追う視力 」となると話は別になってくる。

先に話題にしたサホロのベアマウンテンですが、階上から放られた小さな人参が落下してくるのを上手に口でキャッチしちゃう瞬間もみることが出来ました。

そんなに目が悪いならこれは出来ない芸当だと思われます。

同様のことは登別の熊牧場とかでもみたことがあるよ。

観光客が投げ入れた菓子を上手に口でキャッチするでしょ。

( ※しかもあそこの熊は もっと頂戴のおねだりポーズ(※YOU TUBE映像) までとるんだよね:笑 )


静態物への視力的反応はイマイチだけれど、動態視力には鋭く反応する。

ん〜 視力の良い動物だと言うべきか・・・ はたまた悪い動物と言うべきか・・・・。

よし! (´・ω・`) b こうしよう☆

ヒグマとは『 視力の侮れない動物 』です。

誠に曖昧な表現ですが、こと熊ちゃんにとってはこれが最も適切な視力表現ではなかろうかと思います。




【 熊の味覚 】

熊の味覚はその記憶能力と併せて考えなくてはいけないだろう。

熊は
「 とても美味しい! 」「 これはデリシャス! 」「 ハラショー♪ 」「 グラッチェ☆ 」と感じた味を非常に良く覚えているそうで、同じ味を再び得るためには執拗な努力を惜しまない生き物なのだそうです。

菓子やジュース、果物や焼き肉などといった人間の好む品々の味を熊が覚えてしまうと「 あの味が忘れられないのです! 」という頭脳回路が強く働くんだってさ。

記憶するのは脳だけれど、一番最初にその情報をピックアップする感覚器は当然ですが舌であり味覚機能ということになる。

だから熊は味覚までもが鋭いと思ってくれて差し支えないと思います。

人間の好む食材を欲するようになる = 人間に近付く です。

皆さん くれぐれここの所を注意してくださいね。

貴方が人間の食べ物を熊へ与えていなくても、見知らぬ誰かが与えてしまった可能性は否定できないのですから・・・。




【 熊の触覚 】

そりゃ ヒグマだって全身に痛覚神経くらい走っていることでしょう。

仲間のヒグマに噛みつかれた時の映像をみましたが飛び上がって身体を逃がしてましたからねぇ。

それに熱いとか冷たいも感じる神経も持ち合わせていそうです。

夏場には特に水浴びをするべく川水へも好んではいるといった様子が報告されているようですよ。

僕らがこの熊の皮膚感覚と関わり意識する場面になるとすれば、それは直接的コンタクトに至ったときぐらいなものでしょう。

つまり残念なことに肉弾戦な様相を呈して襲われてしまった時ってことです。

命を守るためには否応なしに戦うしかありません。

手に何を武器として持てているのかはここでは割愛するとして、皮膚感覚を考慮にいれたうえでの攻め場所ということを考えてみたい。

熊の野郎( ※ここでは流石に襲われているという設定ですので名称を悪っぽく書きます )はその時期にもよりますが皮下脂肪が厚い生き物です。

よって分厚い脂肪は切り傷を致命傷から守ってしまいまうことでしょう。

生半可な傷では切りつけた場所によっては効果がないということです (´・ω・`) b

ではどこを狙うべき?

脂肪がつきにくいところ・・・・ そうです顔です。

特に嗅覚の発達した鼻の部分は神経も鋭敏だから熊の急所であると記す文献もありました。

また、鼻や顔を狙うことが無理な場合では内腹を狙い内臓部分へのダメージを狙うように切り替えるしかありません。

そしてもしも顔も内腹もダメとなったら・・・・。

もうどこでも良いですから切りつけたりしてダメージを与えるようにします。

急所じゃなくとも全身に痛覚くらいは存在しているはずです。

致命傷にはほど遠くとも相手が
「 痛いな 」「 嫌だな 」とくらいは感じてくれると期待しよう。

これが僕らと熊の触覚の関わり方。

思い出す必要もないという暮らしを目指しましょうね〜♪ 

「 君子危うきに近寄らず 」



【 熊の知力 】

熊の知力については別項『 8:知能や器用さのレベルは高いの? 』で改めてお話させていただきます。





あいらぶヒグマ(羆)ちゃんトップページへ戻る  >  項目一覧へ戻る


Copyright (c) 2011 Chaki All Rights Reserved  あいらぶヒグマ(羆)ちゃん