のぼりべつクマ牧場 その3


さて 子グマの展示飼育場から離れてみました。

今度は大人のクマ達と会いたいのですが園内の案内表示を見る限り、オスとメスは飼育場所そのものが異なっているようです。




小さいクマの後ですから、どうせならば大きなクマと会いたい。

ヒグマはメスよりもオスの方が体格が大きくなるので僕は第一牧場を先に訪ねることに決定です。


以後、そそくさと移動・・・。



するとぉ・・・・。





出て来た 出て来た♪ ゚:*:・☆.。(^▽^)


大きなヒグマが水浴び中でございます。

気温はさして高くもないのですがクマにとっては充分暑いんでしょうかねぇ・・・。



とにかく大きなヒグマちゃんの姿に巡りあうことが叶いました。

ここはひとつ北海道民としては彼らの登場にあわせて聞きたい気分MAXの曲があるのではないでしょう?


動画リンク【 千秋庵 山親父 CMソング 】
(※僕がアップした動画じゃないから相手先リンクがいつまであるかは不明です。リンク切れの際はご容赦を)





ああ やっぱりこの銘菓千秋庵の「山親父」CMは心が落ち着きますな。

道民のSOULミュージックの一つと言っても過言ではないことでしょう。

きっと以下の設問に生粋の道民であれば全員が空欄を正解文字で埋めることが出来ると思いますよ。



設問:以下の設問の○部空欄部分の文字を埋めなさい

その1:
あなたの街のぉ 暮らしの中でぇ いつも輝く ホーホー○ー○。○♪



その2:
出てきた 出てきた ○○○ぃ〜♪ 笹の葉担いで鮭しょってぇ〜♪ スキーに乗った○○○ぃ〜♪



その3:
月がポンと出りゃ星が○○ 花がポンと咲きゃ鳥が○○ いつも世界はポンポコ祭りぃ〜♪



正解: その1⇒ホーマック  その2⇒山親父  その3⇒ポコ



これからも時折 千秋庵のお菓子は買い求めたいと思いまふ♪。





さて話題を園内のヒグマちゃんらへと戻しましょう。

こちらを見ながら手を振る様子が愛らしいですな。




このヒグマ達が「 手を振る 」などの様子は特別に芸を仕込んで行っているものではないそうです。

手を振ったりしてアピールしたクマらへと優先するように観光客らが「 クマのおやつ 」(ヒグマ餌)を投じるため、自然発生的にこういった仕草が繰り返しみられるようになってきたんだってさ。

これもまた「 進化 」なんでしょうか???



それと傍らに居るカラスなんですが、彼らもまた中々にしたたかなんです。

観光客らが投じる「 クマのおやつ 」(ヒグマ餌)を横取りしようと常に待ちかまえているカラス。

投じた餌がコースを外れてしまいヒグマのそばに落ちなかった時、カラスは さささーーー! と寄ってきてこの餌を攫い獲ってゆくんだよ。

下の画像ではそんな一羽のカラスがしっかりと「 クマのおやつ 」を嘴(くちばし)に咥えているのが判るでしょ。





飼育状態にあるヒグマらと違い、カラスの方は野鳥です。

野鳥である以上は自分で餌を確保しなくちゃならないからな・・・。

本来のヒグマはネコ目に属する列記とした肉食獣ですからカラスだって充分ヒグマからみれば「 狩りの対象 」なわけです。

カラスにとってはこう見えても命がけな横取り作業だということは覚えておいて欲しいかな。

生きるのって大変です( カラス お前らも頑張れよ )。

ヒグマへ向けて投じた餌をカラスに食べられてしまい悔しがる観光客らの姿を横目で眺めつつ、ちゃきさんはそんなことを考えておりました。






さてさて このオスのヒグマが展示飼育中である第一牧場。

ここには名物な付帯施設があるのは御存じだろうか?


その名物施設というのがこちら 


 「 ヒトのオリ(檻) 」だよ。


この入り口からずっと下へと下ってゆく階段があるんだ。

その階段を降り切った場所に広がるのがここね 
ρ(^ ^




あっ・・・・  (;゜□゜)σ  何か右側に居るぞぉ・・・・






この場所を外側から眺めるとこんな状態になっています。





(ノ゜ο゜)ノ オオォォォォ−−!

わぁ〜お! こいつぁ〜 凄いぜぇ!!



これまた強烈なインパクトがある施設ですねぇ〜♪

ヒグマ愛好家ならヨダレものですよ ははは。



なんせ眼の前に かのヒグマちゃんが悠然と歩いているのですから
迫力満点です!

 
のっし♪ のっし♪




近付いた時ならばその毛並みだってしっかりと確認することが出来ますよ。










立ちあがっているヒグマが居るようです・・・・。

これは何をしているのかな???






あっ これは『 背こすり 』だね d(´・ω・`)



「 背こすり 」は自分の縄張りを記す作業と言われてたりします。

こうやってヒグマちゃんが立ちあがり、その巨体を伸びあげてくれると背丈の大きさが凄く良く判ります。

どう? 「 ヒトのオリ(檻) 」の中にいる人間の背丈と比較は出来たかな?

こんな動物が北海道の自然森の中では今でも暮らしているのですよ☆
(※45年北海道で暮らしていますが野生のヒグマに遭遇したことが一度もありません)

俄かには信じられないような話ですが間違いなく北海道の雄大な自然森の中にあって彼らは確かにそこで暮らしているんですよぉ。

望まないシチュエーションでは遭遇したくないな・・・と感じるのは僕だけではないことでしょう。

北海道も凄いし、ヒグマも凄いってことさ☆



さてさて のぼりべつクマ牧場の話も「 その3 」まで来ていますが、もう少し紹介したい部分が残っているから「 その4 」へと続けてみよう。

まだまだ興味が尽きないという方は下の その4 へのリンクを辿ってみてね。



その4へと続く


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