あいらぶヒグマ(羆)ちゃん♪ ヽ(^▽^*) エゾ鹿とヒグマ | ||||||
エゾ鹿とヒグマは北海道を代表する野生動物だ。 エゾ鹿は草食の動物であり、ヒグマは雑食( 生物学的な分類ではネコ目に該当する肉食 )動物です。 つまりエゾ鹿はヒグマちゃんに食べられてしまう可能性があるということだよ。 とはいえ、熊ちゃんが率先してエゾ鹿を捕食出来てしまうほどにエゾ鹿くんものろまさんではないだろう。 ヒグマちゃんもエゾ鹿を主食的に暮しているのであればハンティングの都合上あの体型ではまずいと思われる。 やはりエゾ鹿を追走したうえで捕獲を成すとなればオオカミ族のようにそれなりにスリムで俊敏さに富んだ体型に落ち着いたはずだよね。 じゃあ ヒグマちゃんはエゾ鹿を食べないのかな? f(´・ω・`) はてはて??? いやいや そんなことはありません。 ただもっぱらハンティング的に追撃したあげくに仕留めるといったライオンやトラ、オオカミのような狩りの仕方はやらないらしいんだ。( 随分と体型や顔つきがクマちゃんとは違うなぁ・・・ )
『 ヒグマがエゾ鹿を食べる 』 多くはちょっとした事情が絡む結果として、ヒグマちゃんはエゾ鹿くんの肉にありつくことが出来ることになるそうですよ。 その事情というものの代表格が「 怪我 」 d(´・ω・`) エゾ鹿は自然の森に生きている。 野山をかけまわっていると、たまに怪我をして身動きがとれなくなってしまったエゾ鹿というものが出る。 身動きが取れないのだから熊ちゃんとしては楽勝でハンティング出来てしまうという寸法です。 元々鹿という生き物は険しい山肌でもかけあがってゆくことがあるほどの生き物。 でもこれは逆に足元が崩れてしまったなどといった突発的事象が発生した場合には、崖下へと転落してしまい大きな怪我を負いやすいといった行動でもあるもの。 そりゃあ怪我するエゾ鹿だってでるよね。 また、この他にもハンターに銃で撃たれてしまったものの即時的な致命傷とはならず、ある程度山の中を歩き回った挙句にやはり最後は身動きが取れなくなってしまったとか、交通事故で車両に撥ねられてしまったエゾ鹿の発生などというものも考えられるよ。 それ以外では、勿論ですが自然死という形でその身を大地に横たえ、結果としてヒグマの餌となってしまうエゾ鹿だっているはずだ。 とにかくエゾ鹿はちょっとした事情が絡みヒグマちゃんの餌となってしまうことがあるのが理解いただけたことでしょう。 これを踏まえて以下の文面を読んでみて欲しいです。 昨今のヒグマが人里( 住宅街 )へと出没する理由として色々な説が流れています。 そのことは その14項「 なぜ人里へ降りる熊が増えたのだろう? 」でも書きました。 列記した理由の中には「 山に食べ物がない 」と主張するものもあったのを覚えているだろうか? ただここでちょっとつじつまの合わないことが起きてくることに気がついて欲しいのね。 最近の北海道事情として エゾ鹿の増殖が問題になっているでしょ。 エゾ鹿は当然ですが不老不死な伝説上の生物ではありません。 勢いよく増え続けてきているエゾ鹿達は、それに見合うだけ「 相当な数が死んでもいる 」ことになるはずだ。 個体数の増加は それなりにきちんと死んでもいるのだけれど、新しく生まれくる数の方が勝っているというだけのことであるはずです。 先にも一度触れたけれどエゾ鹿は「 不老不死の生き物ではない 」のだし、宇宙人にエゾ鹿が大量にさらわれていない限りこれは間違いないことでしょう。 エゾ鹿という動物はその体格が非常に大きいことが知られています。 そこから得られる栄養となれば「 どんぐり 」の比ではないと思うのが普通じゃないかなぁ。 ただ、エゾ鹿は「 蝦夷 」といわれるくらいですし本州には棲息していません。 つまりこの考察はツキノワグマの人里出没理由とは切り離して考えないといけない。 北海道では鹿の繁殖個体数という地域性の違いはあるかもしれないが、「 どんぐり不足 」を補ってあり余るほどにエゾ鹿という餌が増えている・・・。 色々な物を貪欲に食べてしまう強い雑食性を示すヒグマちゃん。 元々「 どんぐり不凶 」という理由だけで森という大きな存在が彼らの餌となるものを枯渇させているなんてこと自体が僕には信じられません。 加えてこの項で語ったエゾ鹿との関係に着目してみると、ヒグマちゃん達は潤沢に恵まれたグルメライフを今も過ごされているのではなかろうか?とさえ思えてくるんです。 本当に森にはヒグマの食べる物がないのかなぁ? σ(´・ω・`) ふぅぅぅむ・・・。 『 エゾ鹿とヒグマ 』 『 近年語られ始めたヒグマちゃんの人里への接近理由 』 両者のことを考える時、これが今の僕の頭を悩ませます。 エゾ鹿がもっと増えたらヒグマはもう住宅街へは出てこなくなるってことでしょうか? ちょっと判らないことが多いですね。 皆さんは どう考えましたか? @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 『 街中へ突如現れるエゾ鹿の存在とヒグマの関係 』 次は d(´・ω・`)b これを考えてみよう♪ 最初に下の画像をみて欲しい これは2012年1月23日づけの北海道新聞です。 さらに一部分へと注目して寄ってみるとぉ・・・。 小樽の市街地にエゾ鹿が迷い込んだといった記事の掲載があったことがわかるでしょ。 この市街地へと迷いこむエゾ鹿の存在というのは実は大きな問題をはらんでいることを世間はあまり気付いていません。 エゾ鹿が市街地へと現れてしまう原因には色々とある。 今回はちょっと地形的な部分にだけ限り、その原因を考えてみて欲しいです。 この場合、現れる環境には2つの種類があるよ。 1つ目は: 市街地といってもエゾ鹿が暮す森との距離が近く、元々市街地に鹿が現れたとしても特段おかしくはなかった環境において鹿が街を歩いたケース。 2つ目は: 市街地の近くにはエゾ鹿の暮す森などないにも関わらず鹿が街中を歩いてしまったというケース。 前者は「 そりゃあ まぁ互いに近所に住(棲)んでいるんだし、まぁ出遭ってもしゃーないか 」で終わりでしょう。 問題は後者だ。 なぜ近くに森もないのにエゾ鹿が市街地に突然現れてしまうのでしょうか? これには「 川 」の存在が大きく関わってくるのです。 森から流れだした水が川になる。 川には河原と呼ばれる場所がありエゾ鹿達はこの部分を伝うようにして森から下流域へと進んでくるのです。 そしてある程度この下流域への進出を終えたのち、「 ひょい♪ 」と河原わきの土手をかけあがってみるとそこは・・・・いつの間にか「 街 」という場所になっていた。 小樽の市街地へと突然現れたエゾ鹿のニュース。 これも推測するに奥沢水源地から流れくる川を辿り移動してきたエゾ鹿が市街地へとあがってしまったケースではないでしょうか。 奥沢にかかる国道の橋から、鹿が確認された入船十字街までの距離は1kmもありません。 車なら1分かかるかどうかという距離でしかないもの・・・。 ではやってくるのはエゾ鹿だけと決めつけてしまっても良いものでしょうか? そうです d(´・ω・`) ヒグマだって河川敷を歩きます。 特に彼らヒグマちゃん達にとって『 川 』という場所は大事な餌場のひとつでもある。 当然ですがエゾ鹿と全く同じ理由で市街地へと突然現れる可能性は残るはずだよね。 事実、本州に棲息するツキノワグマは川を導線として使ったうえで市街地へと深く入り込んでしまうことが多々あると言われています。 こういった現象は『 ツキノワグマ 』だけの固有かつ特異な現象ですか? 北海道に暮すヒグマちゃん達の場合にはあてはまらない? どうです? 『 うちは街中に暮しているんだからヒグマなんて大丈夫さ 』 この台詞は少なくとも以前に野生のエゾ鹿が歩きまわったことがあるという過去履歴のある地区では通らない考え方になるはずだよね。 こうやって エゾ鹿 と ヒグマ を結び付けて考えることは大事なことなんだよ。 エゾ鹿の市街地出没はその次にやってくるかもしれないヒグマ出没へと発展する前駆症状であり、事前に準備をうながすべき警鐘(サイン)なのかもしれないのだから・・・。 あなたの近所、大丈夫? あいらぶヒグマ(羆)ちゃんトップページへ戻る > 項目一覧へ戻る |
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