あいらぶヒグマ(羆)ちゃん♪ ヽ(^▽^ 若いクマは好奇心旺盛です

誰しもに若い時というものがある。

それはクマとて同じです。

若いといっても 
赤ちゃん時代、 仔グマ時代、 若クマ時代 と様々だ。

赤ちゃん時代のクマに僕ら一般ピープルが出遭うことはまずないといって良いでしょう。

ゆえにこの部分は触れずにスルーさせて頂くことにするよ。



んで 次  
仔グマ時代ね。

人間の子供に例えれば いっちょ前に一人で歩きまわれるようにはなったものの、周囲にどんな危険が存在しているのかを全く理解していなくて、手当たり次第に目にした物を口の中にいれちゃいかねない。

そんな時分です d(´・ω・`)

目にするもの全てが興味の対象であり、学習の対象☆

当然ありとあらゆる物に対して好奇心が旺盛となっている時代でもあるよ。

 画像著作:Bob Jagendorf



そんな幼少期と呼ぶにふさわしい仔グマ時代をへたのち、成獣である母熊からも離れて独りで暮し始める時期の若クマ時代へと時代は移りかわってゆく。

ただしそんな若クマの時代になっても仔クマ時代に膨らませた好奇心はすぐに収まることはなく、一定の年月に渡りその旺盛さというものが引きづるものなのだそうです。

つまり完全な大人熊となる成獣域に達しなければ『 旺盛な好奇心の目 』というものは萎えることがないということだよ。

こう考えると相当長い年月に及びヒグマちゃんの好奇心旺盛時期は継続するのだと理解が出来たかな。


この仔グマ時代〜若クマ時代における
好奇心の旺盛さというがちょっと厄介だ。

それは興味の対象が「 人 」であっても発揮されてしまうのだから・・・。


森で人とヒグマが出遭ってしまった。

特段その際にヒグマちゃんに人間を襲うという目的が無かったとしても・・・・。

単に彼らは飽くなき探求心と好奇心の強さから、ときに目を輝かせつつ近付いてくるといった行動をとることがあるのです。

つまり熊ちゃんの心境を代弁すると 
 多分こんな感じかなと想像。


( ※森の中で人間と出遭った )

『 なんだ こいつ? ちょっと近寄ってみるか・・・ 』

『 こいつは攻撃してくるんだろうか? 』

『 強いのか? 弱い奴なのか? 』

『 どんな臭いするんだろう? 』

『 敵なのか? 味方なのか? 』

『 前に遭ったことあるかな? 』

『 遊んでくれるかな? 』


『 食べれるのか? 』


これらの心境を推しはかると、『 目を輝かせながら近付いてきている 』という見方の他に、『 時にはおっかなびっくり 』近付きつつ対象となる人間という存在のなんたるかを確かめようとしているともいえるでしょ。

とにかく! どんな心境であれ人間という存在そのものも彼らの好奇心の対象となりうるってことだ。



住宅街へと降りてくるような熊の存在。

彼らがそこに暮す人間達を既に「 食べ物だ 」とでも認識していれば、出没し目撃情報が寄せられ続けるなんて生ヌルイ出来事ではなく、
「 襲われた 」という陰惨なニュースになっているはずだ。

でも住宅街へ出てきてまで人間を襲ったという報道は近年の北海道では例がないように思います。

あくまでも襲われたとしても今のところは森や藪の中といった感じであるはずだよね。

今のところはこういった若グマ達も人間の生活圏イコール自分たちの闊歩可能なフィールドだとは認知していないようで助かります。

とはいえ人間の存在が熊たちにとって
「 危険な生き物だ 」と学習済みになっていたならば、おいそれと踏み入ってきたりもしなかったはず・・・・。

どうやら若いクマ達は僕ら人間を完全には恐れていないようです。

昨今の人里( 住宅街 )への出没報道は若いクマ達の好奇心の強さを伝えているだけに過ぎないと思うんだ。

彼ら若グマ達は僕ら人間との距離感や関係の持ち方を、その好奇心の中から少しづつ探求行動として学習している最中なんじゃなかろうか?

そう考えれば、もしも彼らが

「 人間なんて弱っちい 」

「 人間の暮す場所も僕らが歩いて良い場所だ 」

「 人間の持ち物は美味しいものがある 」

「 人間はどんな時も僕らを攻撃したりしないんだ 」


『 (
^▽^) よしっ!僕(クマ)は人間界で暮すことにした♪ 』

などと困った学習の結論に至ることだけは勘弁して欲しいなぁ。

そればかりか最悪の学習結果として

「 人間は僕らの餌になりうる☆ 」 (´・ω・`)σしかもデリシャス♪

熊たちにこんな学習をされてしまっては堪りませんね。


事実、山などでのヒグマとの遭遇および実被害の多くはこのような若いクマ達によって引き起こされることが多いそうです。

彼らは率先して僕ら人間を襲う気はなかったのかもしれません・・・。




『 認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを 』

こんなシャア語録に登場するような名台詞をヒグマ達が口にしなくても良いように、僕ら人間のがわでも色々な知識を身につけたり、先に講じることのできる策や心構えというものを持っておきたいものです。

それが好奇心旺盛な若いクマ達をこちらへ接近させずにやり過ごすことを可能とする道だと思えるからさ。




それと最後に!

若いクマの好奇心の旺盛さは怖いなと感じたが、仔熊なんて所詮は小型の犬程度でしょ♪

そんなの全然怖くないと考えたそこの貴方!

(;>ω<)q それは200%間違いです!

仔熊が小さければ小さいほどに・・・・

すぐ近くには立派に成長しきった大人の母熊がいらっしゃるのですから・・・・。

仔熊ちゃんが好奇心旺盛に
「 なんだお前? 」とばかりキミの足元へと近づいてきたとしよう。

その直後、母性本能満開で我が子を得体のしれない奴( キミね )から守ろうと考えて突進してくる体重200キロオーバーの成獣熊の姿があなたの視界に入ることでしょう。

そりゃあ多分にして穏やかなコンタクトとはなりませんよ 
(^ ^;)σ キミぬかもね。


結論:
仔グマも、若いクマもとにかく好奇心が旺盛。

んでもって時にその旺盛さが非常に厄介だと覚えておこう♪





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