あいらぶヒグマ(羆)ちゃん♪ ヽ(^▽^ 目の前に熊が出た!

目の前にヒグマが出た!

すると最悪はこうなるっす ρ(´・ω・`)

『 動物園のヒグマの檻の中に侵入したアホな男 』
http://www.youtube.com/watch?v=zWpzxzDGxr0&feature=player_embedded
( ※何かの報道系テレビ番組らしい。直接ここに画面表示できないからリンクを配しておくね )

いやぁ〜 
 このリンク先動画の状況は超やばそうです (@ω@;)



でも 本来は攻撃的ではないヒグマちゃん達 d(´・ω・`) ☆

もうちょっと落ち着いたコンタクトで済めば次に紹介する動画のようになるだけで済みそうだよ。

これはアラスカにあるカトマイ地区という動物保護区で行われているヒグマウォッチングのツアーへと参加した際の映像らしいです。

ちょっと僕ならこのレベルでも遠慮したいといった光景が映っています。

ヒグマと近接コンタクトに至った方の表情なんですが、映像の最後に映る女性の顔には「 祈り 」の表情すらうかがえしえる気がするんだよねぇ・・・。

この女性はこの瞬間みずからの命の危うさを実感しているのではなかろうか?

この人たちは最後にはどうなったんだろう?







っとはいえ本来はこんなに猛々しく荒れた行動をヒグマちゃんがとることは少ないと言われています。

それゆえ
『 ヒグマ見物のツアー 』があるというのもまた事実だしね。

通常、より落ち着いた状態での遭遇であれば多分にして次に紹介する動画のような感じですむのではないかなぁ・・・。

38秒ほど経過した場面でヒグマちゃんはこちらへ軽く牽制行動をみせていますが、本格的に襲いかかってくるといった雰囲気ではないことが判ることでしょう。







お次は遠方となる位置からある程度ヒグマちゃんとの距離を確保したうえでの遭遇記録となる動画の紹介。

ヒグマは既に撮影者の存在にも気付いているように見えますが、特段それによって気を荒ぶらせたり威嚇してくる様子は見えません。

いつもこういった対応だとありがたいのですが・・・。







今度は撮影者が車内に居るとはいえかなりの至近距離での遭遇例の動画。

ヒグマは意外とこちらには無関心でいてくれていることが判ります。








とにもかくにも直接あなたの眼前においてヒグマちゃんと出遭ってしまったら・・・。

どう対応するべきであるのかは予め考えを固めておいた方が良いと思います。

動物園で飼育されているヒグマの檻の中へとわざわざ入ってゆくなどは勿論お話にならない行為ですからそこに安全な対応などはありません。

あくまでもハイキングやキャンプ、住宅街へと進出してきた熊らとの遭遇といったケースを想定して以下の文面を綴らせていただくよ。



【 ヒグマと直接出遭ってしまった場合の対応 】

・まず騒いではいけない。頭の中を冷静さで満たしておけるように自分自身を落ち着かせましょう。

・石を投げつけるなどもご法度です。とにかく熊ちゃんを刺激しないように努めます。

・急な姿勢の変化は注意を引いてしまうのでダメね。

・熊は逃走する生き物を追い襲撃する本能を強く持っている動物なので
「 走って逃げる 」は500%禁為!
 ( ※熊の走るスピードは時速50kmオーバーです 逃げ切れません )

・最悪、襲われた場合にはたとえ丸腰で武器になるものが何もないと思われても
最悪は戦うぞ!という意思や気概、覚悟を固めておく。この意思固めが先に出来ていないと。ヒグマが威嚇行動をとってきただけでビビってしまい敗走へと至ってしまい結果確実に襲われてしまいます。これは敗走予防の決意固めなのです。

・視線を熊からはずさないようにする。ただし敵対意識むき出しで眼光鋭く睨み続けるのは相手を刺激するので禁為という説もある。

・周囲に立木などがあればこれをヒグマと自分の間合いにいれるようにゆっくり移動する。これは最悪ヒグマに襲いかかられた場合の直線的攻撃を防御するポジションどりとなります。

・杖・傘などの柄物、及びナイフや鉈(ナタ)などといった武器として使えそうな物があれば準備しておく。何もなければ周囲に落ちている物などで武器として利用できそうなものはないか考える。

・熊鈴やラジオはあくまでも「 予め出遭わないで済むように 」というグッズです。既に眼前で出遭ってしまった場合では却って相手の注意や興味を引きおびき寄せかねませんので「 鳴り物 」は少しづつ音量を落とすなど鎮めておくようにする。

・熊のゆくてを塞ぐような位置取りにならないように配慮して可能な限り互いがやり過ごせるような環境づくりを考える。

・ヒグマとの距離を少しづつ大きく出来るように後退しその場を離れる努力をする。

・ヒグマがこちらを威嚇するような行動をとってきた場合には「 わかった わかった お前の方が強い 俺が退くよ それでいいだろ 」くらいのコメントをつぶやきながらさらなる後退を試みる。ただしこの際も背を見せた敗走だけは行ってはいけない。( ※怒っている人をなだめるのと同じこと、穏やかな声のトーンで相手の攻撃的なやる気を出来るだけそぐための努力です ) 

・下に紹介した動画のように、執拗にヒグマから圧力をかけられ続け追撃をうけるようであれば大声をだしたりしてこちらも先方を威嚇しなければならないときもあることでしょう。それでも熊が退いてはくれない場合もあるのです。こういったケースの末路では両者の戦いが避けられないといった場合もあるのだということを記憶しておいていただきたい。この文面で伝えたいこととは先の「 敗走予防 」のための決意固めではなく、実戦を覚悟する決意固めも必要となることがあるということを言いたいのです。

 【 執拗に追ってくる熊 】


・手持ちの備品に傘があった場合。もしもヒグマが襲いかかってきたならば、その傘をタイミングを合わせて勢いよく開き相手の眼前でそのサイズの変化をバシッ☆っとみせつけてやってください。エリマキトカゲが外敵に襲われた際にそのエリマキ部分をパッと開いて自分の身体のサイズが突然大きく変化したかのように見せ相手を退けるのと同じ原理です。出来ることは最大限やったほうが良いです。ちなみに飼育下にある熊たちにこれを試すと非常に高い確率でヒグマがわが退き敗走するとの報告もあるそうですよ。

・後退にあわせてヒグマもついてくるような状況となった場合には、携帯した荷物の一部を外しては随時落としてゆき、ヒグマの注意をそちらへと引きつけておいて後退に要する時間を稼ぎだすことを考えます。( ※この手法の過程において食物をヒグマが取得してしまうと「 人間の臭いのついた品は美味である 」と学習してしまい却って以後のヒグマ事故を誘発するからやってはダメだという主張もあるようです。しかしまずは目の前に差し迫った生命危機から脱することが最優先じゃないかと僕は考えている派ですからこれを推奨したいのです )

・ベアースプレーの携帯があれば即使用が可能となるように安全ピンを解除たうえ手にしておく。最悪は勿論噴射です。ただし射程距離は4m程が限界の代物、噴射可能時間も秒単位と短いことを念頭にいれておくべし!
( ※あとで別項再説明しますが、使用時には風向きに注意が必要です。スプレーゆえに自爆があり得ます )

・直接的接触のある戦いに至ったら、とにかくなんでもいいから相手を攻撃してください。一応ヒグマの急所は生殖器部分と眼、及び神経が集まっているが脂肪がのらず攻撃対象となりやすい鼻部分であると言われています。しかし急所狙いなどといっていられる状況でもないことでしょう。もしも刃物などの鋭利な武器を手に出来ていたのであればとにかく熊の身体を傷つけまくってください。やらないよりはマシなはずです。




実際にヒグマに襲われてしまったかたのうち、なんとか生還を果たした方の多くも
『 戦った結果として逃げ伸びることが出来た 』方が多いそうです。

よく世間で言われている「 熊にあったら死んだふりが有効 」というのは上に挙げた「 目の前遭遇の際の対応 一覧 」にはその文字がありません。

「 死んだふり 」という行動は本当に有効な手段なんでしょうか??? σ(´・ω・`) ううむ・・・。

僕にはある意味では正しく、ある意味では間違いなのではないかと思えてしまい、対処法の中には入れませんでした。

この項目の文末には少しこの『 死んだふり有効説 』についての僕の考え方も書き残しておきます。



【 『 死んだふり 』は正しいのか間違っているのかの考察 】

死んだふり状態ですから「 動かない 」わけです。

これは最悪の手段である「 背をむけて敗走 」は絶対におこらないといった部分においては正解となることでしょう。

また「 動かない 」ということは相手をいたずらに刺激しないという点においても有効であると言えるはずです。

通常「 死んだふり 」を推奨する文献の説明では、どのみち身体を地面に横たえるならば後頭部〜後頚部を両手で保護したうえうつ伏せ状態にてやり過ごせと記してあるものが多い。

この部分を保護するように指導するのにはきちんと理由があり、ヒグマに襲われた人間の検死結果が頸部大動脈損傷による大量失血を致命傷と診断するケースが多いことに由来しているとのことでした。

また人間の体の構造上もこの頸部という場所には「 脳幹 」という生命維持の中枢を司る神経組織が収臓されており、その部位の損傷は致命的なものとなるため優先保護部位と定めて「 両手でこの部位を保護しなさい 」となっているのだと思われます。

でも僕自身は「 死んだふり 」を選択したとして、ヒグマが間近に迫りのしかかってきたり、足やお尻を齧られたりしたときに「 じっと身動きをせずに耐え続ける 」ことを継続する自信がありません。

それにこの「 死んだふり 」という選択枝では「 後退の努力を試みて危険な状態からの離脱を果たす 」という最も強く推奨されるべき選択肢を鼻っから放棄してしまうことにも繋がってしまいます。

この部分が僕には大きく「 不正解 」であるように思えたのです。


とはいえヒグマに意図せず遭遇してしまった場合、「 やり過ごす努力をする 」もしくは「 最悪は戦う覚悟を決める 」といったことを選ぶか「 死んだふり 」を選ぶかは当該本人の自由。

相手が「 ヒグマ 」である以上は、その心境や考えは熊のみぞ知るです。

とどのつまり「 絶対的な正解 」というものは存在しないというのが現実なのかもしれません。

事実、森の中でバッタリと巨大ヒグマに遭遇してしまった方が、ただ本人は成すすべもなく茫然と立ちすくんでしまったそうです。

そんな微動だに出来ないままでいる本人のすぐ真横を強烈な獣臭を放つ大きなヒグマがのっしのっしとすり抜けてゆき労せずに難を逃れて助かったという方もいらっしゃるそうです。

近接でのヒグマちゃんとの接触は
「 最後の最後は運だのみ 」ということになるのかもしれませんね。

あなたは強運の持ち主ですか?

それとも凶運の持ち主ですか?

あなたは生き残れるでしょうか?



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