あいらぶヒグマ(羆)ちゃん♪ ヽ(^▽^ 動物園は悪ですか?

第31項では「 動物園とクマ 」を書きました。

この項目が登場したことに絡めてちょっと「 動物園そのもの 」の存在についても触れておこうと思います。

子供から大人まで多くの人達から愛されている「 動物園 」。

昔、動物園でゾウを観たっけ・・・なんて想い出の残る方も多いことでしょう。

 
パォ〜〜〜ン♪
著作:The author is nickandmel2006 on flickr ( ウィキペディアより画像転載 )

動物園というところは動物の飼育をし、観察出来るようにしてくれている場所だよね。

ですが、人によっては単純に「 好きな場所 」、「 必要な場所 」とはならないようなんです。

見解の相違が生まれてくるらしい・・・。

動物園という施設は


「 動物を狭い檻の中に閉じ込めている酷い場所だ 」

「 年中人目にさらされ続ける動物のストレスは相当なものだろう 」

そんな施設はけしからん!


動物園に対して d(´・ω・`) b 好意的な視線を送れない方々はこういった点を懸念しているらしいですよ。

彼らが指摘している問題点というのはあながち間違った感覚でもない気がする・・・・。

そりゃあ野生動物にとって「 閉じ込められてしまい自由が制限される環境 」というものは本望じゃないよね。

「 可哀そう・・・ 」

言われてみればやはりこの文字に尽きる気も否めない。

じゃあ
「 動物園って悪? 」 (^_^;) どうなんでしょう・・・。


 百獣の王はどう考えているのかなぁ・・・?
画像著作:yaaaay ( ウィキペディアより転載した画像です )


まず最初に僕個人の好き嫌いを書いてみます。

僕は動物園は
「 大好き♪ 」だよ。

もっと単純に言えば
「 動物が好き♪ 」

そして、そんな動物が好きであり慈しむ心や愛情をもてるように成長してゆくようになるきっかけ的存在として、大きな存在価値をもっていたのがそもそも
「 動物園 」であったということも確かです。

動物園というものが身近になければこういった動物愛も僕には育たなかったかもしれないんだ。

少なくとも僕にとってはそうだったよ 
d(´∀`*)

そんな動物好きが高じて「 あいらぶヒグマ(羆)ちゃん 」を制作しているとも言えるだろう。

このホームページ誕生に際しても「 動物園 」の果たした功績・効果は否定できないってことさ♪



はたして動物園は悪なのか・・・。

それとも必要な存在なのか・・・。

結構これは根深く、そして正解を拾うことが難しい話題なのかもしれません。


 動物園がないとホッキョククマも間近じゃ見れないし・・・。
画像著作:Alan D. Wilson ( ウィキペディアより画像転載 )



では仮にその存在を「 オール正義 」でも「 オール悪 」でもないと踏んで眺めなおしてみるとしようか。

両者の中間レンジ域に位置する言葉として、この世には
「 必要悪( ひつようあく ) 」というものがある。

医薬品開発の際に発生する「 動物実験 」もこの「 必要悪 」という部類に入ると思うんだ。

実験対象として可哀そうなことをしているのは間違いない。

でも社会はそれを
「 必要な行為で容認されるべき事 」とし受け入れてきました。

動物園にもこういった面があるのではないだろうか・・・・。


 サイって鼻上に角があって格好良いよね☆
画像著作:Duncan Rawlinson ( ウィキペディアより転載の画像 )


仮に動物園という存在がこの世になかったら・・・・。

テレビ画面や写真集だけから得られる情報ではその動物の大きさや存在感を伝えるのは難しい・・・。

獣臭などに至っては完全に無理です 
┓(´〜` )┏ お手上げだな。

これらは体感でなければ伝えることが難しいものでありどうしようもありません。


絵本の中や、写真をみただけで「 ライオン 」や「 象さん 」が大好き♪という幼子も、動物園でこれらの動物を直接目にしてみるとその「 大きさ 」、「 迫力 」などに圧倒されてしまい泣き出してしまうなんてことも多いでしょ。

これは「 非リアルから得られている学習知識 」と「 リアル世界から得られる体感的学習知識 」に大きな違いがあるからだ。

やはり「 百聞は一見に如かず 」です d(^ ^

動物を正しく知るといったことを考えるとき、園の「 必要悪な面 」を認め受け入れてあげるべき部分が確実に存在すると思うんだ。



じゃあ「 必要だと思う 」となったらなんでもありなのか?

必要だから檻に閉じ込めて生涯を終えさせてしまっても良いのだと軽くは言いたくありません。

動物園のスタッフだって皆さん勿論
「 動物好き☆ 」なはず。

先に書いてきた
「 動物を自由な環境に♪ 」的な意味だって僕ら以上に一番良く知っている方々だよね。

そもそも僕らがいちいち指摘せずともスタッフの方々が一番身近に動物たちの抱えるストレスなどと対面していることでしょう。

彼らスタッフ達が一番「 目の前の檻や柵 」を取り除いてあげたい気持ちに溢れているに違いありません。

彼らは少しでも飼育中の動物達のストレスが軽くなるように・・・・といった配慮をいつも考えていることでしょう。

だから僕は無下に「 動物園 」やスタッフらを責める気にはなれません・・・。


 はじめて動物園で実際にキリンを見上げた時はその大きさに感激したっけ!
画像著作:Hans Hillewaert ( ウィキペディアより画像転載 )

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ここまで色々と僕なりの考えを書いてみました。

読み手である皆さんは『 動物園 』の存在をどう捉えましたか?


「 正義 」ですか?

それとも「 悪 」?

はたまた僕が文中で使った「 
必要悪 」?


動物園へ足を運んだ回数( 想い出の数の違い )や、動物と接する機会の違い( ペットを飼育したことがある等 )、職業や宗教感の違いに加えて大人になるまでの生活環境なども、こういった思想・判断のわかれ道には影響を及ぼすことでしょう。

きっと導きだす答えは人によってそれぞれ違ってくるはずです。

あなたの答えはどうなったでしょう?
 色々と考えてみてくださいね♪ (^ ^



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